「ブライトン戦で先発する扉が開かれる」 リバプール、主力の出場停止で遠藤航ら“中盤のオーディション”へ
ジョーンズが10月に出場できるのはELのみ
イングランド1部リバプールは、現地時間10月5日にUEFAヨーロッパリーグ(EL)グループステージ第2節でベルギーのロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズ(ユニオンSG)と対戦する。週末のプレミアリーグ第7節トッテナム戦(1-2)でレギュラーMFカーティス・ジョーンズが退場し、出場停止処分を受けていることから、次節ブライトン戦に向けて中盤のオーディションが行われることになりそうだ。英地元紙「リバプール・エコー」が報じている。
誤審によって先制点を取り消されるなど週末のトッテナム戦では後味の悪さが残る敗戦を喫したリバプールだが、そうした状況でも試合は待ってくれない。ミッドウィークの木曜日にはEL第2節でユニオンSGをホームに迎える。
トッテナム戦で一発レッドを受けたジョーンズは3試合の出場停止となり、今月に出場できる試合はELのみとなる。そのため、大幅なターンオーバーが予想されるユニオンSG戦もジョーンズは引き続き先発起用の見込みとなっている。
そこで注目が集まるのがジョーンズとともにプレーするMFの人選だ。普段は出番の限られた選手にとってジョーンズの欠場によって空いた1枠に入るためには、このELは貴重なアピールの場になる。「リバプール・エコー」紙は「中盤のコンビでオーディションが行われる」とし、日本代表MF遠藤航らの状況について言及している。
「彼(ジョーンズ)がプレミアリーグを欠場することで、ハーベイ・エリオット、遠藤航、ライアン・フラーフェンベルフのうちの1人は日曜日のブライトン戦で先発する扉が開かれる。先発入りする可能性がある1人は、その代わりにELではサブに回ることになるかもしれない」
なお、記事ではユニオンSG戦の予想先発で、中盤の3人にはエリオット、フラーフェンベルフ、ジョーンズを選んでいる。ジョーンズの出場停止によって中盤の構成を再考する必要が出てきたなかで、遠藤はどのように起用されるのか。ユルゲン・クロップ監督の采配に注目だ。
(FOOTBALL ZONE編集部)