久保建英の珍ゴールパフォにペルーも注目 母国の英雄“彷彿”と現地報道「2015年に呼び戻した」
アスレティック・ビルバオ戦で決めたゴール後のセレブレーション
スペイン1部レアル・ソシエダの日本代表MF久保建英は、現地時間9月30日に行われたラ・リーガ第8節アスレティック・ビルバオ戦(3-0)で今季5ゴール目を決めた。このゴール後に見せたパフォーマンスに注目が集まっているなか、ペルーメディア「FutbolPeruano.com」も“独特セレブレーション”について報道している。
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ビルバオとの“バスクダービー”でスタメン出場した久保は、1点を先制し迎えた後半3分に違いを見せる。MFミケル・メリーノが頭で逸らしたボールをMFブライス・メンデスが拾って左サイドを持ちあがると、中央への折り返しが流れたところに久保がきっちりと合わせ追加点を奪った。後半にも追加点を奪ったソシエダは、3-0で完勝を収めている。
注目を集めているのが、久保のゴールパフォーマンスだ。得点を決めた久保はコーナーフラッグのほうまで走って止まると、左臀部を押さえて痛めたふりをしながら、お尻を振るような動きを見せた。
米国では、女子サッカーリーグ(NWSL)のカンザスシティ・カレントに所属するMFロオ・ラボンタが過去に同様のセレブレーションを見せて話題になったこともあった。
そのなかで同メディアは、久保のセレブレーションはかつてドイツのシャルケで元日本代表DF内田篤人氏ともコンビを組んだ元ペルー代表FWジェフェルソン・ファルファンと思い起こすとした。
「レアル・マドリードで過ごしたこの若きサッカー選手は何千人ものペルー人を2015年に呼び戻す奇妙なセレブレーションを行った。この日本人サッカー選手のセレブレーションはソーシャルメディア上で急速に広まり、ペルーのファンは素晴らしいゴールを決めた2015年11月13日のジェフェルソン・ファルファンのセレブレーションを比較した」
ファルファンは自身のダンスは当時の恋人に向けた愛情を表現したものだったといい、冗談も言わず「特別だった。すでに『グレート・ショー』に私を呼んで踊ってもいいと思っているよ」と話したとした。
久保のセレブレーションはペルー人にとって特別なものを思い出させたようだ。