イングランド代表DFホワイトと新契約について交渉中か

　イングランド1部アーセナルは、今シーズン開幕からプレミアリーグ7戦無敗と好調だ。クラブはそのDFラインを支えるイングランド代表のベン・ホワイトと、新契約について交渉中だという。アーセナル専門メディア「ARSENAL INSIDER」が報じている。

　新たな長期契約を続々と進めているアーセナル。記事によると右サイドバック（SB）でレギュラーを張るホワイトもこれに続くようだ。「ARSENAL INSIDER」は移籍のスペシャリストとして知られるイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏の報道を引用して紹介している。

「アーセナルは、マルティン・ウーデゴールの次にベン・ホワイトとの契約を延長しようとしている。クラブは彼のパフォーマンスと姿勢にとても満足している」

　ホワイトは今シーズンのプレミアリーグで全試合に出場しており、現地時間9月30日のボーンマス戦（第7節／4-0）では見事なヘディングシュートで今季初ゴールも記録している。

　当初はセンターバックとして活躍していたホワイトだが、昨シーズン途中からSBに転向。元英代表マイケル・オーウェン氏も「過小評価されている選手だ」と太鼓判を押す。記事では「（同ポジションも担う）日本代表DF冨安健洋も優秀な選手だが、ポジションを移ってからのホワイトの驚異的なパフォーマンスもあり、先発からは遠ざかっている」と報じた。

　冨安については、今季左SBのバックアップ、センターバック起用など多彩なポジションをこなしている。ホワイトの契約延長も決まれば、チームとしての強さはさらに高まるはずだ。