モナコ南野、海外選出「今シーズンに復調した5選手」入り 「批判や中傷を受けたが復活を遂げた」
今季はリーグ戦で3得点3アシストを記録
2023-24シーズンに入り、フランス1部モナコのMF南野拓実は大活躍を見せている。オーストリア1部ザルツブルク時代にも指導を受けたアドルフ・ヒュッター監督の下、本来の力を発揮しており、インドのスポーツ専門サイト「Sportskeeda」は、「今シーズンに復調した5選手」の1人に取り上げている。
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南野は2022年夏にイングランド1部リバプールからモナコに加入。しかし、1シーズン目は公式戦25試合で1得点4アシストと期待に応えることはできなかった。それでもヒュッター新監督の下で2シャドーの一角のポジションを与えられた南野は、開幕戦のクレルモン戦(4-2)で1アシストを記録すると、8月のリーグ戦3試合では3得点2アシストと躍動し、チームの首位浮上の原動力となった。
この活躍が認められた南野は、UNFP(フランスプロサッカー選手連盟)が選出する8月のリーグ・アン月間MVP賞を受賞。この賞を日本人が受賞するのは、現J3リーグのY.S.C.C.横浜に所属する元日本代表MF松井大輔(2005-06シーズン/当時ル・マン)以来、史上2人目だった。
インドのスポーツ専門サイト「Sportskeeda」は「今シーズンに復調した選手5人」の最初の1人として南野を取り上げ、「リバプールで失望の2年を過ごしたあと、日本人アタッカーの南野はモナコへの移籍を2022年夏に決めた際、運命が好転することを期待していたはずだ。しかし、忘れがたいデビューシーズンは公式戦25試合で1得点4アシストに終わり、耐え抜くしかなかった。批判や中傷を受けたが、今シーズン復活を遂げている。好調なスタートを切り、南野はリーグ・アンの月間MVPを受賞。ついに本領を発揮しており、ここまでリーグ・アン6試合で3ゴール3アシストを記録している」と綴った。
なお、そのほかはイタリア1部ユベントスのイタリア代表FWフェデリコ・キエーザ、3位がイングランド1部トッテナムのマリ代表MFイブ・ビスマ、2位がスペイン1部FCバルセロナのポルトガル代表FWジョアン・フェリックス、そして1位はトッテナムの韓国代表FWソン・フンミンとなっている。
(FOOTBALL ZONE編集部)