次節ローマ戦で6試合ぶり先発予想の本田 抜擢の裏に若き戦略家モンテッラ監督の思惑
指揮官の戦略を分析 「ニアングのスピードとフィジカルは試合途中からでも有効」
ACミランの日本代表FW本田圭佑は、12日の第16節、敵地ASローマ戦で左ウイングとして6試合ぶりに先発する可能性が高まっているが、本田先発には若き戦略家ヴィンチェンツォ・モンテッラ監督のある思惑も絡んでいるという。イタリアメディア「コティディアーノ」が報じた。
ローマ戦では本田に加え、故障で長期離脱していたMFアンドレア・ベルトラッチが先発復帰する可能性も浮上している。
「本田にチャンスか?」という記事では、本田の代わりにベンチ行きが予想されている左ウイングのエムベイェ・ニアングについて「クロトーネ戦で苦しんだ」と分析。FWジャンルカ・ラパドゥーラの獲得したPKでキッカーを巡り口論を演じ、GKにセーブされて失敗。サポーターの大ブーイングを浴びた経緯を紹介している。
不発のニアングに対する懲罰人事で本田の左ウイング抜擢と見られているが、ニアングのベンチスタートにはモンテッラ監督の戦略が存在するようだ。
「ニアングのスピードとフィジカル面の強靭さは、試合の途中からでもとても有効になる。選手の疲労が蓄積し、ミランがより多くのスペースを手にした時に、だ」
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