アーセナル冨安、左SBで途中出場も英紙は辛口評価 「効果的なプレーを見せる時間が少なかった」

冨安健洋は後半途中から出場【写真:ロイター】
冨安健洋は後半途中から出場【写真:ロイター】

後半24分からジンチェンコに代わってピッチへ

 イングランド1部アーセナルの日本代表DF冨安健洋は、9月30日に行われたプレミアリーグ第7節ボーンマス戦(4-0)で後半24分から左サイドバック(SB)として途中出場した。そのなかで、英紙は「効果的なプレーを見せる時間が少なかった」と分析している。

 冨安は9月27日のカラバオカップ3回戦ブレントフォード戦で、公式戦では8月21日のプレミアリーグ第2節クリスタル・パレス戦(1-0)以来のスタメンに抜擢。アーセナル移籍後初のセンターバック(CB)起用で安定したパフォーマンスを見せていた。

 続くボーンマス戦はベンチスタートとなったが、チームは前半に2点、後半8分に追加点を加えて3-0と安定した試合運び。後半24分の交代でウクライナ代表MFオレクサンドル・ジンチェンコに代わって冨安が投入された。

 先発のジンチェンコは、アーセナルで“偽SB”(攻撃時には中盤や前線にも顔を出すSB)を得意とする。ボーンマス戦で同ポジションに入った冨安も、同じようなポジショニングで相手を惑わせた。第4節マンチェスター・ユナイテッド戦でも同様の交代で、“偽SB”を担った冨安。今回もピッチ内側でボールを受け、前へと持ち運ぶシーンが何度か見られた。

 4-0でアーセナルが勝利した一戦の選手採点(10点満点)を英紙「ザ・サン」が実施。1得点1アシストのノルウェー代表MFマルティン・ウーデゴールがチームトップの「8点」、イングランド代表DFベン・ホワイト、フランス代表DFウィリアン・サリバ、ウクライナ代表MFオレクサンドル・ジンチェンコ、イングランド代表DFデクラン・ライスが「7点」と続いた。

 一方、途中出場の選手は5人中4人が及第点以下。冨安はチームワーストタイの「4点」で「効果的なプレーを見せる時間が少なかった」との評価を受けていた。

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