三笘薫が随所で見せた「異次元トラップ」 “足元ピタリ”のワンタッチが話題に「上手すぎる」
1-6で敗戦もフル出場、後半にチャンスシーンも
イングランド1部ブライトンの日本代表MF三笘薫は、9月30日のプレミアリーグ第7節アストン・ビラ戦(1-6)でフル出場。マッチアップしたポーランド代表DFマティ・キャッシュの守備に苦しんだなか、ピタリと足元に収めたトラップに注目が集まっている。
リーグ戦では、前節ボーンマス戦で今季初のベンチスタートとなった三笘。続くリーグカップ(カラバオカップ)1回戦のチェルシー戦ではスタメン復帰したが、0-1で敗戦している。
連敗は防ぎたいブライトンだったが、アストン・ビラ戦は苦境に立たされた。三笘は左サイドを押し込まれる形で、なかなか前を向いてのチャンスを作ることができない。するとブライトンは前半14分に左サイドを崩されると最後はFWオリー・ワトキンスに決められ失点を許す。
この1点を踏まえ、前半だけで3失点と厳しい状況で後半へ突入。すると立ち上がり5分、入ったばかりのFWアンス・ファティが移籍後初ゴールを決めて1-3とする。しかしその後は再びアウェーの洗礼を受け、同20分にワトキンスがこの日3点目を決めてハットトリックを達成。さらに同40分にはアストン・ビラMFジェイコブ・ラムジーにも得点が生まれ、ブライトンは1-5と大差での敗戦を喫した。
大敗のなかでも、後半に若干の改善を見せたブライトン。三笘もワンプレーで観客を沸かせている。「SPOTV NOW」公式YouTubeチャンネルが公開したアストン・ビラ戦の三笘のプレーシーンをまとめた動画内では、ピタリと足元に収める2つのシーンが収められている。
まずは後半14分、最終ラインからのフィードを受けた三笘は右足でピタリと収めドリブルを開始。中央へパスを選択したが味方のシュートは惜しくもブロックされた。続けて同29分には浮き球を動きながら右足アウトでトラップ。ボールをキープして味方の上がる時間を稼いだ。
こうした光る三笘のワンプレーにファンも「トラップドリブルは相変わらず良かった」「後半は良くなった」「異次元トラップ」「ロングボールピタリは上手すぎる」「なんだこのトラップは…」といった声があがっていた。