「Jリーグ→マンU拒絶」 日本人“有望株”のキャリアに韓国注目「提案を断った」
浦和からベルギー移籍したGK鈴木彩艶の決断に韓国脚光
J1浦和レッズからベルギー1部のシント=トロイデンへ期限付き移籍したGK鈴木彩艶が、ベルギーメディアに対し、今夏イングランド1部マンチェスター・ユナイテッドからのオファー拒否の理由を明かした。韓国メディアはその内容に脚光を当て「プレミアリーグ進出の夢を諦めていない」と、21歳のキャリアに注目している。
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2002年生まれの21歳GK鈴木はガーナ人の父と日本人の母を持ち、米国生まれの浦和育ち。浦和の下部組織で研鑽を積み、16歳でプロ契約を結んだ。190センチ93キロの体格を生かした身体能力に定評があり、2024年パリ五輪世代きっての有望株として注目されてきた。
そんな才能溢れる若手GKに、名門ユナイテッドが正式オファーを提示し話題を呼んだ。去就動向に注目が集まったなか、鈴木は熟慮したうえでオファー拒否を決断。本人はのちに「アンドレ・オナナ選手も獲得して、自分が出られるレベルにあるかと思えば難しいと評価した」と、理由を明かしている。
現在、シント=トロイデンの正守護神として海外経験を積む21歳のGKは、ベルギーメディア「voetbalbelgie」で改めてマンU行きを断った理由に言及。その内容にサッカー専門誌「FourFourTwo韓国版」が「『Jリーグ→マンU』夢の提案を受けたが拒絶…まだ時期尚早。いつかPLに進出する」と見出しを打ち注目している。
記事では、パリ五輪世代の有望株が下した決断を「移籍は行われなかった。マンUの提案を断った」と驚きを持って報道。一方で「スズキはPL進出の夢を諦めていない」と、将来的なステップアップ移籍を望んでいることを踏まえつつ、シント=トロイデンでは「直ちに主力として定着した」と、ポテンシャルの高さに熱視線が注がれていた。
(FOOTBALL ZONE編集部)