「トミはとてつもない戦力」 アルテタが絶賛、冨安健洋の守備力は「私が見てきた中でベスト」
リーグ杯で高評価、安定感抜群の守備力に指揮官も太鼓判
イングランド1部アーセナルは、9月30日にプレミアリーグ第7節のボーンマス戦に臨む。カラバオカップ3回戦ブレントフォード戦(0-1)から中2日で迎えるアウェー戦に向けて、ミケル・アルテタ監督は日本代表DF冨安健洋の状態に言及し、安定感抜群の守備力に太鼓判を押している。
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冨安は9月27日のカラバオカップ3回戦ブレントフォード戦で、公式戦では8月21日のプレミアリーグ第2節クリスタル・パレス戦(1-0)以来、6試合ぶりとなる先発出場。今季初めてセンターバック(CB)を務めたなか、ピンチの場面で鉄壁ブロックを見せるなど堅実なプレーぶりでアーセナルの最終ラインを支えた。
後半途中から右サイドバックにポジションを移したなかでも失点は許さず、万能ぶりを発揮。そのパフォーマンスに対して現地メディアから高評価を集めたなか、ブレントフォード戦に向けた記者会見で、アルテタ監督が冨安のコンディションに触れ、その守備力を絶賛した。
指揮官は「トミが安定感を取り戻した瞬間、彼は我々にとってとてつもない戦力になると確信している。彼はすでにそうなっている。彼はバックラインのどのポジションでも、どのフォーメーションでもプレーできる。ディフェンスでは、(彼は)おそらく多くの状況で私が見てきた中でベストだろう」と見解を示している。
続けて「今、彼には連戦が必要だ。肉体的には、彼はベストの状態にある。トミが肉体的にベストな状態であれば、我々にとって非常に重要な選手が誕生することになる」とコメント。昨季に負った右膝の大怪我から復帰し、徐々に出番を増やしたなかでのプレーぶりに信頼を寄せている。
今季のプレミアリーグでは、終盤に投入され守備固めとしてのタスクを全うしてきた冨安。ブレントフォード戦で改めてその守備力に脚光が当てられたなか、ボーンマス戦ではどのような形での起用になるだろうか。