今季限りで退任有力アンチェロッティ監督の後任候補に

　イングランド1部ブライトンを率いるロベルト・デ・ゼルビ監督の手腕が高く評価されているなか、英メディアはスペイン1部の名門レアル・マドリードが来季の監督候補として関心を寄せていると報じている。

　デ・ゼルビ監督は昨季途中にグレアム・ポッター前監督の後任として就任。クラブ歴代最高位となる6位でシーズンを終え、さらにクラブ史上初となるUEFAヨーロッパリーグ出場権も獲得した。

　就任2季目の今季もチームを快進撃に導き、9月16日のプレミアリーグ第5節では敵地でマンチェスター・ユナイテッドを3-1で撃破。開幕から6試合で5勝1敗の成績を残し現在リーグ3位に付けている。

　その手腕が高い評価を集めるなか、英紙「ザ・サン」は「レアル・マドリードの衝撃的な監督ターゲットに浮上」と見出しを打ち、名門レアルの来季指揮官候補としてリストアップされていると伝えた。

　レアルはカルロ・アンチェロッティ監督との契約が今季限りで満了。同監督はブラジル代表監督に就くことで合意しているとされている一方、レアルの次期監督にはOBでドイツ1部レバークーゼンを率いるシャビ・アロンソ監督の抜擢が有力と伝えられている。

　それでも記事では「リストの中には、昨年9月にサウスコーストクラブを引き継いで以来、驚異的としか言いようのないブライトンの監督ロベルト・デ・ゼルビも含まれている」と指摘。現時点では「リストのナンバーワンではない」とされるなかで、今後どのような展開に発展するかが注目される。