スーパーサブの鹿島FW金崎がダメ押し弾! サンダウンズに2-0勝利、次は南米王者と激突
前半を0-0で折り返えすも、後半に入ると鹿島が一転して攻勢に
鹿島アントラーズは11日のFIFAクラブワールドカップ準々決勝のマメロディ・サンダウンズ(南アフリカ)戦で、厳しい前半を耐えて後半18分にMF遠藤康が決勝ゴール。試合終了間際には途中出場のFW金崎夢生が追加点を挙げ、鹿島が2-0と勝利し、準決勝進出を決めた。
鹿島は主将のMF小笠原満男をベンチスタートさせ、MF柴崎岳とMF永木亮太のダブルボランチで臨んだ。前線では、8日のクラブW杯1回戦オークランド・シティFC(ニュージーランド)戦で途中出場から同点ゴールのFW赤崎秀平をスタメン起用した一方、同じく途中出場から決勝ゴールのFW金崎は引き続きベンチスタートとなった。
前半はサンダウンズが攻撃的な姿勢を打ち出す展開になった。球際での強さを見せるアフリカ王者が鹿島陣内に攻め込み、鹿島は苦戦を強いられた。そこで活躍したのが37歳のベテランGK曽ケ端準だった。1対1の場面で二度止めると、ゴール左上を襲った強烈なミドルシュートも弾き出した。サイドを崩されて押し込むだけという大ピンチを迎えるも、相手FWがシュートを外す幸運にも恵まれ、前半を0-0で折り返た。
後半に入ると鹿島が一転して攻勢に出る。MF遠藤康のループシュートなどでサンダウンズに冷や汗をかかせると、同15分にはDF山本脩斗のクロスをファーサイドに走り込んだDF西大伍が合わせてシュート。GKも止められずにゴールかと思われたが、カバーに入った相手DFにはじき出された。直後に鹿島は切り札の金崎をMF中村充孝に代えて投入。FW土居聖真をサイドハーフにシフトし、勝負に出た。
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