DFジャン・ションノンとMFガオ・ティエンイーが韓国戦は出場停止

　U-24中国代表は9月27日、アジア競技大会の決勝トーナメント1回戦でカタール代表に1-0で勝利。10月1日の準々決勝で韓国代表と対戦することになるが、中国メディアは「韓国戦に望みなし」と伝えている。

　インド、ミャンマー、バングラディシュと同居したA組を1位通過（2勝1分）した中国は、9月27日の決勝トーナメント1回戦でカタールと対戦。前半3分にFWタオ・ジャンノンが挙げた1点を最後まで守り切り、ベスト8へ駒を進めた。

　10月1日には、ベスト4進出を懸けて韓国代表と対戦することになるが、中国大手メディア「SOHU」は「韓国戦に望みなし」と綴り、中国は劣勢にあると指摘している。

「（カタール戦に）勝利したことは良かったが、以降の戦いを考えると芳しくはない。中国は主力選手2人が次戦出場停止となった。DFジャン・ションノンは主審とトラブルを起こし、試合終了間際に相手選手（DFアブドゥルサラム・ジャセム）とともにレッドカードを提示された。MFガオ・ティエンイーも（インド戦に続く）イエローカードで累積警告による出場停止となる。主力2人を欠き、どうやって韓国戦に臨むのか？　もちろん、2人が出場停止でなかったとしても、試合に勝てるのかと言われるかもしれない。答えは基本的に『勝てない』だ。しかし、ファンが疑問を持つのは当然ではないだろうか」

　主力2人の不在がどれほど響くか、中国は総力戦で韓国戦に臨むことになる。