リバプール遠藤航、移籍後初フル出場&アシストに現地メディア及第点 「適応するのに重要な時間だった」

リバプールの遠藤航【写真:Getty Images】
リバプールの遠藤航【写真:Getty Images】

リバプールはレスターに3-1で勝利

 イングランド1部リバプールは、現地時間9月27日に行われたカラバオカップ3回戦で、2部のレスター・シティと対戦し、3-1の勝利を収めた。この試合で先発フル出場の日本代表MF遠藤航に、現地メディアは「重要な時間だった」と言及している。

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 30歳の遠藤はプレミアリーグ第2節ボーンマス戦(3-1)でリバプール公式戦デビュー。続くニューカッスル戦では、初の先発出場となった。しかし、その後は終盤からの短い時間での出場などが続き、第6節終了時点でリバプール移籍後のプレータイムは合計90分にとどまっている。

 そんな遠藤はレスター戦でニューカッスル戦以来のスタメン出場を果たすと、0-1で迎えた後半3分、相手のクリアボールを拾い攻撃の起点になり、FWコーディ・ガクポのゴールで同点に追い付く。

 さらに同25分にはボール回しのなかからこぼれ球を拾った遠藤が、バイタルエリアにいたMFドミニク・ソボスライへ鋭い縦パスを供給。反転したソボスライは右足を振り抜くと、強烈な一撃がゴール左上に突き刺ささり、遠藤はアシストを記録。試合はその後、終了間際の同44分にFWディオゴ・ジョタのゴールで追加点を奪ったリバプールが、3-1で勝利し、4回戦へと駒を進めた。

 そんななか英メディア「90min」は、出場した全選手を採点。移籍後初のフル出場とアシストを記録した遠藤には「クロップは、彼がチームのスタイルに適応するには時間が必要だと語っており、この試合はそのための重要な時間だった.」と、及第点の6点を与えている。

 週末には中2日の過密日程でトッテナムとのアウェー戦を控えるなか、遠藤に出番があるのか、注目が集まる。

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