試合中に見せたシャビ監督の美しいトラップが話題

　スペイン1部バルセロナは現地時間9月26日、ラ・リーガ第7節マジョルカ戦を2-2で引き分けた。試合中に見せたシャビ・エルナンデス監督の美しいトラップが話題を呼んでいる。

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　開幕からリーグ6戦無敗（5勝1分）で挑んだマジョルカとの試合は、アウェーの洗礼に苦しむ。前半8分にGKテア・シュテーゲンのパスミスからあっさり失点。バルセロナは前半41分にブラジル代表FWハフィーニャが決めるも、同アディショナルタイムに再びホームチームに勝ち越されてしまう。

　それでも2-1で迎えた後半30分、ポーランド代表FWロベルト・レヴァンドフスキのスルーからMFフェルミン・ロペスが最後はフリーで押し込んで2-2のドローに持ち込んでいる。

　この試合で、ピッチ上で注目を集めたのはシャビ監督のワンプレーだった。ラインアウトとなったボールに対し右足を横に伸ばし、絶妙なタッチでトラップ。現役時代を彷彿とさせるような美しいタッチは、米スポーツ専門局「ESPN」や全世界で300万人を越えるフォロワーを持つX（旧ツイッター）アカウント「Out Of Context Football」で切り取り反響が広がっている。

「ESPN」公式Xは「シャビはまだやれる。ずっと素晴らしい」とトラップの瞬間を報じ、SNS上ではファンからも「魔法のトラップはまだまだ健在」「現役時代と変わらなくて驚きだ」「最高のミッドフィールダーの1人」「何人かの現役選手よりも優れている」「まさにマエストロだ」と称賛の声があがっていた。