アジア競技大会では「一枚上」 韓国、U-22日本代表を母国紙が意識「最大のライバルと認識」

U-22日本代表にライバル視【写真:Getty Images】
U-22日本代表にライバル視【写真:Getty Images】

韓国はベスト16でキルギス、日本はミャンマーと対戦

 U-24サッカー韓国代表は、9月27日にアジア競技大会の決勝トーナメント1回戦でキルギス代表と対戦する。韓国紙「朝鮮日報」は、22歳以下のメンバーで臨んで臨んでいる日本に関して「最大のライバルと認識」と伝えている。

 E組に入った韓国は、グループリーグ初戦でクウェート代表に9-0で快勝。続く第2戦タイ代表戦に3-0、MFイ・ガンインが合流した9月24日の第3戦バーレーン戦も3-0で勝利し、グループ首位通過を決めた。27日にはF組2位のキルギスと対戦する。

 日本はD組でカタール、パレスチナ相手に2連勝を飾り、9月28日のベスト16ではミャンマーと対戦。グループリーグ3連勝で首位通過の北朝鮮はバーレーン、2勝1分のイランはタイとベスト8を懸けて戦う。

 韓国紙「朝鮮日報」は、「今大会は24歳以下の選手が出場しているが、日本は2024年のパリ五輪を目指すU-22日本代表チームで挑んでいる。そのうえで、大学生が8人含まれ、事実上の“2軍”と言っていい。にもかかわらず、韓国は日本を最大のライバルと認識している」とU-22日本代表に目を向けている。

「日本は22歳以下のメンバーでアジア競技大会に挑んでおり、パリ五輪に備える戦略だ。韓国は兵役問題が懸かっていて、他国とは違う面が存在する。ただ、だからと言ってオーバーエイジ選手まで含まれており、24歳以下の選手たちを中心としたチームは、日本を恐れてはいないようだ。大学日韓戦では圧倒されたが、今回のアジア競技大会における戦力は韓国が一枚上だ。最大の難敵ウズベキスタンを破って決勝まで進んだ場合、油断さえしなければ無難に金メダルを獲得できる見通しだ」

 韓国と日本は決勝戦まで当たらないが、どのような結果となるだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)

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