27日にキルギス戦、勝てば準々決勝で中国と激突する可能性も

　中国・杭州で行われているアジア競技大会で、U-24韓国代表は9月27日に決勝トーナメント1回戦キルギス代表との試合を控える。母国メディアは「準々決勝でホームチーム中国と対戦する可能性が高い」と警戒を強めているという。

　E組に入った韓国はグループリーグでクウェート代表戦（9-0）、タイ代表戦（3-0）、バーレーン代表戦（3-0）と3連勝で首位通過を決めた。F組2位のキルギスと、決勝トーナメント1回戦で対戦予定となっている。

　順調に勝ち上がっている韓国だが、韓国メディア「ISPLUS」は準々決勝でホームチーム中国代表と戦う可能性を指摘。「客観的な実力では中国の優位は避けられない」と、2勝1分でグループAを1位通過した開催地・中国の存在を気にかけているようだ。

　韓国対キルギスと同日、中国はカタール代表と対戦し両チームが勝ち上がれば直接対決を迎える。「ISPLUS」は「中国と対戦する場合、ホームパワーと戦わなければならない。審判の判定など、試合外の不利な要素との戦いもありそうだ。中国と当たれば、準々決勝は難しい試合になることが予想される」と見解を示した。

　また「決勝までは日本、北朝鮮、イランといった難敵回避もホームをアドバンテージに取る中国との対戦の可能性」ともう一方のブロックにいる3チームも引き合いに挙げる。「韓国にとっては、要求の厳しい3チームと早い段階で顔を合わせないことがプラスに働くと予想される」と決勝まで当たらないことに安堵していた。