アジア勢へのリベンジを果たす

　両チームが勝ち越しゴールを求めて一進一退のゲームを繰り広げるなか、先にスコアを動かしたのはクラブ・アメリカだった。同29分、ニアサイドを狙ったコーナーキックがファーサイドに流れると、ロメロがそのまま右足でボレーシュート。全北DFに当たりコースも変わったボールはそのままゴールに吸い込まれ、2-1と逆転に成功した。

　全北は選手交代で前線の人数を厚くしたが、同点ゴールを奪うことはできずそのまま試合終了。クラブ・アメリカは昨年大会で広州恒大（中国）に敗れた悔しさをアジア勢相手の一戦で晴らし、15日のレアルとの準決勝へコマを進めた。また、敗れた全北は14日の5位決定戦で、鹿島アントラーズとマメロディ・サンダウンズ（南アフリカ）のゲームの敗者と対戦する。

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フットボールゾーンウェブ編集部●文　text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真　photo by Getty Images