クラブ・アメリカが後半2発で全北に逆転勝利! 欧州王者レアルが待つ準決勝に進出

ロメロの2ゴールで鮮やかな逆転勝利

 レアル・マドリード(スペイン)への挑戦権は、北中米カリブ海王者が獲得した。11日のFIFAクラブワールドカップ準々決勝は、クラブ・アメリカ(メキシコ)がエースのFWシルビオ・ロメロの2ゴールで全北現代モータース(韓国)を2-1で下し、準決勝進出を決めた。

 オープンな展開のゲームのなかで、先にスコアを動かしたのはアジア王者だった。前半23分、左サイドを切り崩した全北は、中央へのグラウンダーのボールを昨季Jリーグ松本山雅FCでプレーしたMFキム・ボギョンが冷静に蹴り込んで1-0と先制に成功した。

 クラブ・アメリカも再三にわたって決定機を作り出していたが、最終局面でシュートやトラップの正確性を欠いて得点ならず。ゴール前でのシーンが繰り返された前半は、全北の1-0リードで折り返した。

 後半に入り一気に2人の選手を代えたクラブ・アメリカは、同13分に同点ゴールを挙げた。ショートコーナーからのクロスにFWシルビオ・ロメロがニアサイドに走り込みながら頭で合わせてゴール。1-1と試合を振り出しに戻した。

 

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