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高円宮杯プレミアリーグEASTで青森山田が初優勝 代表帰りのFC東京U-18久保は途中出場も不発
青森山田のMF堀がPKを獲得 来季千葉内定のMF高橋が沈めて勝利
高円宮杯プレミアリーグEAST最終節が11日に行われ、1位の青森山田高校と2位のFC東京U-18の直接対決が行われた。U-19日本代表FW久保建英は同代表のアルゼンチン遠征から帰国翌日に出場も、全国屈指の強豪・青森山田の前に無得点に終わった。
年末年始の全国高校サッカー選手権に20年連続出場を果たした青森山田と、クラブユース選手権とJユースカップの2冠を獲得したFC東京U-18の一戦とあって、会場のFC東京小平グラウンドには1000人を超える観客が詰めかけた。両チームとも来季のJ内定選手が多く名を連ねる試合は、FC東京U-18がボール保持からペナルティーエリア内に入り込む場面を多く作り、対する青森山田がロングスローやカウンターでスキを窺う展開となった。
スコアレスで折り返した後半、両チームがフィニッシュまで持ち込む場面が増えるものの、ゴールは捉えられない。そのなかで後半31分、10日夜にU-19日本代表アルゼンチン遠征から帰国した久保がFM平川怜と交代で投入されると、交代直後にドリブル突破を仕掛けるなど積極性を見せた。
試合は後半38分、青森山田MF堀脩大がペナルティーエリア内でPKを獲得。来季ジェフユナイテッド千葉内定のMF高橋壱晟がこれを冷静に沈めて青森山田が1-0と均衡を破った。
プレミアEASTで1位になるためには勝利しかないFC東京U-18は、前がかりに攻めたが最後までこじ開けられず。一方、青森山田は集中を切らさず、同校初となるEAST優勝を成し遂げた。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文・写真 text & photo by Football ZONE web
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