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クラブW杯にアジア最多4度出場の韓国勢 全北の37歳エースが語る一発勝負を勝ち抜く術とは
ACLでKリーグ勢の後塵を拝すJリーグ勢
それにしても、だ。試合が行われる現地大阪で取材を続けているが、クラブW杯が開催される雰囲気を正直感じないのは寂しいものである。もちろん、アジアチャンピオンとして出場するのが韓国の全北なのだから、日本での関心が薄いのも当然なのかもしれない。だが、日本はそこから目を背けてはいけない。
クラブW杯は2000年に第1回大会が開催されているが、これまでACLを制覇して同大会に出場した最多国は韓国の4度。06年に全北、09年に浦項スティーラーズ、10年に城南一和天馬(14年から城南FCに改称)、そして今年の全北だ。
一方で日本は07年の浦和レッズ、08年のガンバ大阪がACLを制覇しているが、以降はライバルにアジア代表の座を譲り続けている。今回も開催国枠で鹿島アントラーズが出場しているが、来年はUAE開催なのでその枠はなくなる。アジアではやはりKリーグ勢の優勢が目立つ。
全北の顔であり元韓国代表FWのイ・ドングッには、今大会の練習後に毎回話を聞いているが、彼に韓国サッカーがなぜアジアで日本よりも優位に立てているのかと質問すると、次のように答えた。