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クラブW杯にアジア最多4度出場の韓国勢 全北の37歳エースが語る一発勝負を勝ち抜く術とは
圧倒的な強さを誇る全北現代が2度目の世界挑戦 元韓国代表FWイ・ドングッを直撃取材
AFCチャンピオンズリーグ(ACL)を制覇して、アジア代表として2度目となるFIFAクラブワールドカップ(クラブW杯)に出場するのが韓国の全北現代モータースだ。
韓国では名門の地位を確立しているクラブで、2005年シーズンの途中からチェ・ガンヒ監督が就任。12~13年に韓国代表監督を務めた後、14年から再び全北を指揮しており、実に10年という歳月をかけて強豪チームを作り上げてきた。
Kリーグ制覇は4度(09、10、14、15年)、ACL制覇は2度(06、16年)という輝かしい実績を残しており、今季も審判買収発覚のスキャンダルにより勝ち点9を剥奪されなければ、優勝したFCソウルの勝ち点を上回り3連覇を果たしていた。そんな国内で圧倒的な強さを誇るチームにとって、後はアジア王者としてクラブW杯で結果を残すことが悲願となっている。
クラブW杯への出場はKリーグ勢としては4大会ぶりのことで、韓国サッカー界の威信も背負っている。というのも、11日に北中米カリブ海代表のクラブ・アメリカ(メキシコ)との初戦に勝利すれば、準決勝で欧州王者レアル・マドリード(スペイン)と対戦できる。監督だけでなく、選手たちにとっても負けられない動機となっているのは間違いない。しかも初戦で激突するクラブ・アメリカとは、06年のクラブW杯初戦でも戦っており、その時は0-1で敗れた。今回はそのリベンジマッチでもあるわけだ。