三笘薫、プレミアの歴史に残る“16秒”電光石火弾 途中出場選手で3番目の早さ
ボーンマス戦で途中出場ながら2ゴール
イングランド1部ブライトンの日本代表MF三笘薫は現地時間9月24日のプレミアリーグ第6節ボーンマス戦(3-1)で後半開始から途中出場。ピッチに立ってわずか16秒で勝ち越しゴールを挙げると、ヘディングでもゴールも奪い、2得点の活躍でチームを勝利に導いた。このなかで“16秒弾”はプレミアリーグで3番目の早さだったようだ。
三笘は今季公式戦で初めてベンチからのスタートで出番を待った。ブライトンは前半25分に先制を許し、追いかける展開となったが、アディショナルタイム2分に相手のオウンゴールで追い付き、1-1でハーフタイムを迎えた。
ロベルト・デ・ゼルビ監督は後半開始と同時に三笘とスペイン代表FWアンス・ファティの2人を同時投入し、攻勢に転じた。すると、後半キックオフからわずか16秒、ファティとのパス交換でエリア内に侵入した三笘がゴールネットを揺らして勝ち越し。さらに同32分にはDFペルビス・エストゥピニャンのクロスから三笘がヘディングでこの日2点目を挙げた。
データ分析会社「オプタ」によると、この三笘の“16秒弾”は、2006-07シーズン以降、プレミアリーグの途中出場選手による最速ゴールランクで3番目の早さだという。1位は8秒で決めたサミー・アメオビ(2014年)、2位は15秒のアントワーヌ・シビエルスキ(2008年)で、3位に三笘がランクイン。同メディアは「電光石火」と綴っている。
圧倒的な活躍を見せた三笘は、プレミアの歴史にも名を残した。
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