イブラヒモビッチ、ELの過密開催に苦言 「選手を殺そうとしているようなものだ」
ELは基本的に木曜日のゲームが組まれ、週末のゲームは中2日の日曜日開催に
マンチェスター・ユナイテッドの元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチが、木曜日にゲームが組まれるUEFAヨーロッパリーグ(EL)の日程について厳しい状況を吐露している。英紙「デイリー・メール」が報じた。
今季のユナイテッドはELに参戦しているが、基本的に木曜日のゲームが組まれている。そのため、週末のゲームは日曜日開催の中2日になるケースが多い。加えて、イングランドはプレミアリーグだけでなく2つのカップ戦を並行して戦うため、過密日程になりやすい傾向がある。その日程に苦しんでいると、イブラヒモビッチは主張する。
「オレたちには回復するための時間が足りないんだ。木曜日に試合をしながらプレミアリーグを戦うというのは、選手を殺そうとしているようなものだ。特にオレにとってはだ。なにしろ木曜日に試合をすることに慣れていないし、休息日が1日少なくなる」
ユナイテッドはELでベスト32に進出したが、その後の戦いも基本的には木曜日の開催になる。これまでUEFAチャンピオンズリーグに出場するクラブを渡り歩いてきただけに、火曜日もしくは水曜日の試合をこなす日程には慣れているが、木曜日開催のELに対する順応に苦しんでいる模様だ。
プレミア初挑戦にあたって年齢の不安は常に語られてきたが、ELという思わぬ障害がイブラヒモビッチを大きく苦しめている。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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