ソシエダ監督、久保建英は「とても優秀」 6戦4発の活躍を大絶賛「彼は1歩を踏み出した」
古巣ヘタフェ戦で開始2分の電光石火弾
スペイン1部レアル・ソシエダは、現地時間9月24日に行われたラ・リーガ第6節でヘタフェと対戦し4-3で勝利を収めた。日本代表MF久保建英がスタメン出場したなか、開始早々に先制弾を決めて勝利に貢献。イマノル・アルグアシル監督は試合後に久保に向けて賛辞を送っている。
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ソシエダは今季ここまでリーグ戦で1勝3分1敗と波に乗れていないなか、ホームにヘタフェを迎え撃った。2020-21年シーズンの後半、半年間ヘタフェへ加入した久保にとっては古巣との一戦となった。
すると開始早々に久保が結果を出す。前半2分、敵陣でボールを奪うとMFブライス・メンデスがドリブルで相手ペナルティーエリア(PA)内まで運ぶと、並走した久保へラストパス。久保は左足を振り抜き、冷静にゴール左隅へ流し込んだ。
その後ソシエダが主導権を握る展開が続くも追加点を奪えずにいると、同39分に右サイドからのクロスボールをMFカルレス・アレーニャに頭で合わせられ、同点に追い付かれる。さらに同アディショナルタイムにはPKを決められ、逆転を許し前半を折り返した。
後半に入り、同点に追い付きたいソシエダが猛攻を仕掛けると、同16分にメンデスがPA内で倒されてPKを獲得。これを途中出場のFWミケル・オヤルサバルがゴール右隅に決め同点に追い付いた。
さらに攻撃の手を緩めないソシエダは同22分、ロングスローを送ると相手GKが飛び出すも遠くに弾ききれず、こぼれ球をメンデスが頭で流し込み再逆転に成功した。終了間際にも1点を追加したソシエダは1点を返されるも4-3の勝利を収めた。また、久保は前節のレアル・マドリード戦(1-2)に続き、2試合連続フル出場。今季4点目で白星に貢献した。
スペインメディア「futbol fantasy」によると、試合後、指揮官が久保について言及。手放しの賛辞を送っている。
「彼は1歩を踏み出しました。私があなたに言える唯一のことは、彼はとても優秀だということ。私はあなたに何も新しいことを話しているわけではない。そしてそれは私の長所ではなく彼の長所だということ。彼がライバルよりも優れている時、物事を生み出し続け、正しくすることを望んでいる」
チームを牽引する活躍を遂げた久保。その存在感は増すばかりだ。