三笘薫が2Gの大暴れ! ボーンマス戦の後半頭から出場し躍動…ブライトンはリーグ3連勝飾る

ブライトンの三笘薫【写真:Getty Images】
ブライトンの三笘薫【写真:Getty Images】

今季初のベンチスタートも、後半から出場し2ゴールの活躍

 イングランド1部ブライトンは9月24日、プレミアリーグ第6節でボーンマスと対戦し、3-1で勝利した。日本代表MF三笘薫は今季初のベンチスタートとなったなか、後半頭から出場し2ゴールの活躍を見せ、ブライトンの3連勝に大きく貢献する働きを見せた。

 ブライトンは21日のUEFAヨーロッパリーグ・グループステージ初戦(対AEKアテネ/2-3)から中2日での試合。直近の公式戦を落としたものの、前節のリーグ戦では強豪マンチェスター・ユナイテッドを相手に敵地で3-1勝利を飾るなど、2連勝中と好調ぶりが光る。

 ボーンマス戦ではELグループ初戦のAEKアテネで先発した三笘やMFソリー・マーチ、FWアンス・ファティらがベンチスタートに。最前線にFWエバン・ファーガソン、2列目にはFWダニー・ウェルベック、FWシモン・アディングラ、MFファクンド・ブオナノッテが並んだ。

 立ち上がりからボールを保持し、攻撃の組み立てを図ったブライトンだったが、縦に迫力を生み出せず単調な攻めに終始する。すると前半25分、GKバルト・フェルブルッヘンが自陣ゴール前でボールを奪われた流れからFWドミニク・ソランケに先制点を許す。

 先手を奪われたブライトンは反撃に転じるも効果的な攻撃が仕掛けられない。機能美に溢れた躍動感のある本来のパスワークは影を潜め、味方同士の連係が噛み合わずパスがずれてしまうシーンも。それでも前半アディショナルタイム2分、MFビリー・ギルモアのクロスから相手のオウンゴールを誘い、1-1に追い付いて前半を折り返した。

 ブライトンは後半頭から三笘とファティを投入。するといきなり試合が動いた。キックオフからわずか1分、三笘が敵陣でボールを受けると左サイドのファティへ展開。エリア内に侵入した三笘がファティ、MFマフムード・ダフードと経たボールを受けると、ゴール前の密集を潜り抜け、右足で逆転ゴールを流し込んだ。

 三笘とファティの投入で前線でのキープ力が高まったブライトンは、前半に比べて攻撃にリズムが生まれると同32分、三笘がDFペルビス・エストゥピニャンからの左クロスを頭でタイミング良く合わせてこの日2ゴール目を奪取。リードを2点に広げて優位に試合を展開した。

 その後、ブライトンはボーンマスの反撃をうまくかわし、3-1で勝利。途中起用した選手の活躍もあり、リーグ戦3連勝を飾った。

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