リバプールの“中盤序列”を現地指摘 遠藤航は「最後の10試合を戦い抜く男となるか、もしくは…」

リバプールの遠藤航【写真:ロイター】
リバプールの遠藤航【写真:ロイター】

リバプールはウェストハムに3-1の逆転勝利 遠藤は後半43分から出場

 イングランド1部リバプールは現地時間9月24日、プレミアリーグ第6節でウェストハムと対戦し、3-1で勝利を収めた。日本代表MF遠藤航は後半43分から途中出場したなか、現地メディアは「中盤の序列が確定?」と取り上げ、それぞれの中盤選手の立場に対する見解を指摘している。

 公式戦5連勝と好調を維持するリバプールは前半16分、FWルイス・ディアスのスルーパスをFWダルウィン・ヌニェスがヒールで落とす形となり、走り込んだサラーがシュートフェイントを入れた際に倒されPKを獲得。これをサラー自身が蹴り込み、先制点を奪う。しかし同42分に相手FWジャロッド・ボーウェンにダイビングヘッドを決められ、1-1の同点で前半を折り返すことに。

 それでもリバプールは後半15分、MFアレクシス・マック・アリスターの浮き球のパスをヌニェスがダイレクトボレーで叩き込むスーパーゴールを決めてリバプールが勝ち越しに成功する。さらに後半40分、コーナーキックの場面でDFフィルジル・ファン・ダイクのヘディングの落としを途中出場のFWディオゴ・ジョタが押し込んで追加点。最終的には3-1で試合を制した。

 開幕前にはMFジョーダン・ヘンダーソンやMFファビーニョを含めた中盤5人が退団し、新たな中盤選手4人が加わる大刷新の夏となったが、ここまでリーグ戦6試合で5勝1分と世代交代が好転している状況にある。そんななか、現地メディア「This is Anfield」は「中盤の序列が確定?」と取り上げ、リバプールの中盤の状況について説明している。

「ドミニク・ソボスライは契約した瞬間からバロンドールに値するような調子を維持しているため、明確な先発第一候補となっており、ジョーンズもコンディションが良ければ先発に抜擢されることを踏まえると、クロップの頭の中で誰をどう起用するかの考えが明確となってきた。マック・アリスターは深い位置からプレーする点で優れている。ライアン・フラーフェンベルフはスーパーサブの座に落ち着きそうだ」

 それぞれの中盤選手の立場を触れながら、遠藤については「新シーズンにおけるジェームズ・ミルナーになると見なされており、最後の10試合を戦い抜く男となるか、もしくは出場時間は短くとも緊急事態の試合で抜擢される存在になるだろう」と見解を述べている。チームのリードを守り抜くクローズ役としての起用が今後も増える可能性が見込まれるが、そのなかでどれだけのアピールができるかが重要となってきそうだ。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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