アーセナル、ダービーの先発メンバーどう臨む? 冨安健洋の出番は…アルテタ監督の采配に英注目

アーセナルはPSV戦で4発快勝、好調でダービー戦へ【写真:ロイター】
アーセナルはPSV戦で4発快勝、好調でダービー戦へ【写真:ロイター】

宿敵トッテナムと対戦する

 イングランド1部アーセナルは9月24日にプレミアリーグ第6節でトッテナムとの「ノースロンドン・ダービー」に臨む。英地元メディア「フットボール・ロンドン」がこの試合の先発メンバーを予想。今夏新加入で苦戦が続くドイツ代表MFカイ・ハフェルツの扱いや、過熱する守護神争いの行方に注目している。

 両チームともに開幕5試合で4勝1分と好調を維持するなかで今季最初のダービーと迎える。ホームで戦うアーセナルはミッドウィークに行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)でオランダのPSVを4-0と撃破するなど、勢いに乗っている。

 CLでもリーグ戦同様のベストメンバーで試合に臨んだアーセナルだが、いくつかのポジションではメンバー変更が加えられる可能性があるようだ。「フットボール・ロンドン」はこの試合のスタメンを次のように予想していた。

GK
ダビド・ラヤ

DF
ベン・ホワイト
ウィリアム・サリバ
ガブリエウ・マガリャンイス
オレクサンドル・ジンチェンコ

MF
デクラン・ライス
ファビオ・ビエイラ
マルティン・ウーデゴール

FW
ブカヨ・サカ
ガブリエウ・ジェズス
ガブリエウ・マルティネッリ

 PSV戦からは中盤の一角でハフェルツからビエイラ、そして前線の左サイドでレアンドロ・トロサールから負傷明けのガブリエウ・マルティネッリへと変更されている。

 同メディアは「ミケル・アルテタはいくつかの選択にジレンマを抱えている」として「ラムズデールとラヤによる守護神争い」、そして「中盤の争い」、そして「センターフォワードの争い」に注目している。

 まずGK争いでラヤが台頭していることについて「彼を獲得したときから、彼がクラブのナンバーワンになることは必然だと多くの人が感じていた。しかし、これほど早くそれが起きるとは誰も考えていなかった」と予想外の展開だとしたうえで、直近のプレミアリーグとCLの試合でいずれもラヤがスタメンに入っているころから、ラムズデールとの序列が完全に入れ替わった可能性が指摘されている。

 中盤では今夏目玉補強の1人だったハフェルツが新天地への適応に苦しんでいるが、その一方で2年目を迎えたビエイラは高パフォーマンスが続き、チームへの適応を印象づけている。「水曜のPSV戦ではスタメンを外れたが、週末のトッテナム戦で復帰する可能性がある」とポルトガル人MFがハフェルツから先発の座を奪う可能性が浮上している。

 そしてセンターフォワードは、ガブリエウ・ジェズスの負傷離脱を受け、代わりにエディ・エンケティアが開幕4試合で2得点と奮闘していた。しかし、戦線復帰したジェズスがすぐに先発の座に返り咲いている。特別な何かが起きない限りは、ダービーでもジェズスが優先的に起用されることが濃厚と見られている。

 アルテタ監督は宿敵トッテナムとの一戦にどのようなメンバーを送り出すのだろうか。また、途中出場での起用が続く日本代表DF冨安健洋に出番はあるのか。指揮官の采配に注目だ。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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