日本は「サッカー大国だ」 2日間で16発…女子代表の連続8-0スコアが海外話題「世界席巻」
日本女子代表、アジア大会&国際親善試合で圧勝劇披露
日本女子代表(FIFAランキング8位)は9月23日に行われた国際親善試合でアルゼンチン女子代表(同31位)に8-0で勝利。女子ワールドカップ(W杯)後、初の対外試合を大勝で飾った。奇しくも、前日に行われたアジア競技大会で勝利したバングラデシュ代表戦と同スコアとなり、2日間で16得点を叩き出した事実が話題になっている。
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北九州スタジアムで行われたアルゼンチン戦で、日本はゴールラッシュを展開。前半2分、相手のミスを突く形でFW田中美南が先制ゴールを挙げると、同10分にはMF長谷川唯がPKで追加点をマークする。その後も日本ペースが続き、DF高橋はな、長谷川が加点し4点リードで前半を折り返した。
後半も攻撃の手を緩めなかった日本は、後半途中出場のMF清家貴子が2得点、MF杉田妃和、FW植木理子がそれぞれ1点を奪い、大量8ゴールで勝利。女子W杯ではグループリーグで敗退したアルゼンチンに対し、ベスト8まで進出した日本が実力の差を見せつける形での完勝劇となった。
日本女子は中国・杭州で行われているアジア競技大会にもチームを派遣。W杯メンバーの大半をアルゼンチン戦に招集した。アジア大会に臨むチームでW杯メンバーはFW千葉玲海菜のみと実質“2軍”の構成となったなかで、22日のグループリーグ初戦でバングラデシュを8-0で下し、白星スタートを切っていた。
奇しくも、2日連続で8-0スコアが飛び出す形となり、サッカーに関する面白い映像や画像の投稿をメインとする海外のツイッターアカウント「Out Of Context Football」が注目。2試合のスコアを並べる形で画像を添えると、海外ファンからは「日本サッカーは怖い」「世界を席巻している」「日本はサッカー大国だ」などと驚きの声が寄せられた。
男子の日本代表は今月の欧州遠征でドイツ代表、トルコ代表相手に2連勝。とりわけ、W杯優勝経験国のドイツから昨年のカタールW杯に続いて勝利した事実は海外でも大きな話題になったばかり。女子代表が下した2か国はFIFAランクに基づくと格下国とはいえ、立て続けに8得点を奪った実力が脚光を浴びていた。