FC東京サポーターがブーイング 鳥栖戦の前半2失点…スタジアムに「意地見せろ!」コール

FC東京が鳥栖に前半2失点【写真:徳原隆元】
FC東京が鳥栖に前半2失点【写真:徳原隆元】

ホームで鳥栖と対戦、4試合未勝利のなか前半0-2ビハインドで終了

 FC東京は9月23日、J1リーグ第28節でサガン鳥栖と対戦した。現在11位のFC東京はリーグ戦4試合未勝利、一方で12位の鳥栖も7試合未勝利とどちらも波に乗れていない。

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 鳥栖は2019年10月以降、リーグ戦での対FC東京戦で8連勝中と抜群の相性を誇る。この試合でも前半18分にMF河原創の浮き球のパスを最終ラインの裏で受けたMF長沼洋一が1タッチでゴールに流し込み先制すると、同32分にはFW富樫敬真がエリア内で倒されてPKを獲得。前節の横浜F・マリノス戦(1-1)でPKを失敗していた富樫だが、古巣を相手にGKの逆を突いてゴールを決め、リードを2点に広げた。

 2失点目を喫した直後、『残り7試合、青赤の誇りを胸に戦おう』という横断幕を掲げていたFC東京のゴール裏からは「意地見せろ!」のコールが起きた。その後、セットプレーから何度か鳥栖のゴールに迫ったFC東京だが、攻撃が不発に終わるとロッカールームに戻る選手たちには、ブーイングに加えて、再び「意地見せろ!」の声が浴びせられた。

 前節では川崎フロンターレとの多摩川クラシコで0-1の完封負けを喫しているFC東京だが、後半はサポーターに応えて、意地を見せることができるだろうか。

(河合 拓 / Taku Kawai)



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