「90分集中力を切らさずに戦ってくれた」 なでしこ池田監督、アルゼンチン戦8発完勝で選手称賛
五輪予選前の強化試合で8-0の勝利
日本女子代表(なでしこジャパン)は、9月23日に北九州スタジアムで国際親善試合アルゼンチン女子代表戦に臨み8-0の大勝。女子ワールドカップ(W杯)後で初の対外試合を飾った。池田太監督は「90分集中力を切らさずに戦ってくれた」と話した。
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6月から7月にかけてオーストラリアとニュージーランドで共催された女子W杯で日本はグループステージ3連勝の快進撃を見せたが、準々決勝でスウェーデンに敗れ8強で大会を去った。一方のアルゼンチンはそのスウェーデンらと同組のグループステージを1分2敗で敗退。その大舞台を終えて初の対外試合に、池田太監督は主将の熊谷紗希をアンカーに置く4-3-3システムでスタートした。
前半から敵陣でほとんどの時間を過ごすようなゲームになり、前後半それぞれ4得点の大勝。後半の4得点は全て途中出場の選手によって生まれるなど、チーム全体の充実感も目に付いた。池田監督は「W杯もたくさんの応援を感じていた。そういった戦いを日本、北九州で、ぜひなでしこの戦いを見せられたらと思った。新しいこともそうだし、90分集中力を切らさずに戦ってくれた」と、感謝の気持ちを交えて話した。
来年にはパリ五輪が開催されるため、その予選が間もなくスタートする。32チームでの開催に拡大された女子W杯とは違い、五輪は世界全体で12チームという少数での大会。アジア全体からは2枠という狭き門となるだけに、池田監督は「10月に五輪の2次予選、1月に最終予選がある。アジアの2枠をしっかりつかむことだと思っている。」と、気を引き締めていた。
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