南野拓実、モナコでの充実の2年目に英メディア注目 「リバプールが間違っていると証明」
モナコ2年目は開幕5試合で3得点3アシストを記録
フランス1部ASモナコのMF南野拓実は、所属2年目のシーズンで好調なスタートを切った。リバプールを離れ、再び輝きを取り戻しつつある日本人アタッカーを、英メディアは「リバプールが間違っていると証明」と取り上げている。
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南野は2019-20シーズンからイングランド1部リバプールに所属していたが、昨季開幕前に出場機会を求めてモナコへの移籍を決断。しかし、所属初年度はリーグ・アンで18試合に出場して1得点4アシストと不完全燃焼に終わった。
しかし、今季はリーグ戦開幕5試合で3得点3アシストと好調をキープ。フランス紙「レキップ」で、シャドー起用に関して「一番感触がいいポジション」と手応えを語っていた。
英メディア「Liverpool World」は「シーズン好スタートでリバプールが間違っていると証明」と見出しを打ち、2年総額1500万ポンド(約27億2000万円)でモナコに移籍した南野について取り上げている。
「南野は間違いなく才能ある選手だが、モハメド・サラー、サディオ・マネ(現アル・ナスル)、ロベルト・フィルミーノ(現アル・アハリ)、ディオゴ・ジョッタといった驚異的な攻撃陣のせいで、プレータイム不足に陥っていた。国内カップ戦で重要なゴールを決めていたが、リバプールが支払った金額の2倍で売却され、全体的にはいいビジネスとなった。ファンも彼の活躍を見て喜んでいる」
記事によれば、リバプールファンは「リバプールは南野がフィルミーノ2世になれると感じていたと思うが、彼の好きなポジションは我々(リバプール)のシステムにはない」「上手くいかなかったのは残念」といった声を上げているという。
「南野は8月のリーグ・アン月間最優秀選手賞を受賞した。困難なシーズンを経てようやく落ち着き、トップフォームを再び見出したことは明らかだ」
フランスの地で活躍する南野に対して、英メディアも熱視線を送っていた。
(FOOTBALL ZONE編集部)