遠藤航は「いい選手」 リバプールOBが高評価…英メディアも反応「その言葉を受け入れたい」
元アイルランド代表FWオルドリッジ氏と元スコットランド代表DFニコル氏が議論
イングランド1部リバプールは、現地時間9月21日のUEFAヨーロッパリーグ(EL)グループステージ第1節でオーストリア1部LASKリンツと対戦し、3-1の逆転勝利を飾った。日本代表MF遠藤航は、移籍後2回目の公式戦スタメン出場を果たしたなかで、クラブOBの元アイルランド代表FWジョン・オルドリッジは称賛している。
8月27日に行われたプレミアリーグ第3節ニューカッスル戦(2-1)以来の先発出場となった遠藤は、後半16分にアルゼンチン代表MFアレクシス・マック・アリスターと交代するまでピッチに立った。地元メディアの採点では厳しい評価も下されたが、クラブOBのオルドリッジ氏は、そのプレーを気に入ったようだ。
自身がホストを務めるポッドキャスト「Aldo Meets Podcast」の中で、同じくリバプールOBで元スコットランド代表DFスティーブ・ニコル氏と対談したオルドリッジ氏は、「ところで遠藤だけど、彼はいい選手だな。いいや、とてもいい選手だな」と評価。これに対してニコル氏は「そうだな。ただ、まだあまり彼を見ることができていないけれど」と、リバプールに加入してから、この試合で4試合しか出場していないことを指摘した。
2人のレジェンドの会話に注目した英メディア「THE BOOT ROOM」は、「遠藤は、まだ私たちがあまり多くのことを知らない選手だ。彼はまだリバプールで3試合(正確には4試合)しかプレーしていない。だが、もしオルドリッジ氏が評価するのであれば、それは我々にとっていいことだ。かつてのストライカーは現役時代に、リバプールの歴史でも最高の選手たち何人かとプレーしている。そして、その彼が遠藤にいい何かを見出しているのであれば、その言葉を受け入れたい。認められたことは大きなことであり、プレミアリーグで地位を確立して名前を残そうとしているMFが、今後何を見せてくれるか楽しみだ」と、報じている。
ドイツ1部シュツットガルトではキャプテンを任されるなど、十分な実績を誇る遠藤だが、新天地となったイングランドではまだまだ自分を証明する必要があるようだ。