遠藤航は「適応している段階」 “リバプールファンの不満”を海外報道「デュエル勝率がわずか33%」
リバプールはLASKに3-1で勝利 先発の遠藤は後半16分までプレー
イングランド1部リバプールは現地時間9月21日、UEFAヨーロッパリーグ(EL)グループステージ第1節でオーストリア1部LASKリンツと対戦し3-1で勝利を収めた。日本代表MF遠藤航は先発を飾り、後半16分までプレーしたが、海外メディアは「LASK戦の勝利にもかかわらず、リバプールファンは1人のスター選手のパフォーマンスを『非常に低調』と非難」と見出しを打ち、遠藤に対して批判の声が上がっていると取り上げている。
先月27日に行われたプレミアリーグ第3節ニューカッスル戦(2-1)以来となる先発を飾った遠藤は中盤のアンカーの位置に配置されたなか、前半14分にセットプレーから失点を喫し、早々にビハインドを背負う展開に。それでも後半11分に獲得したPKをFWダルウィン・ヌニェスが決めて同点とすると、勢いに乗ったリバプールは同18分にFWルイス・ディアス、同43分にFWモハメド・サラーが得点を奪い、最終的には3-1で手堅く勝利を手にした。
遠藤は後半16分にピッチを退いたが、インドのスポーツ専門サイト「Sportskeeda」は「LASK戦の勝利にもかかわらず、リバプールファンは1人のスター選手のパフォーマンスを『非常に低調』と非難」と見出しを打ち、遠藤に対して批判の声が上がっていると取り上げている。記事では「遠藤はアンカーとして苦戦を強いられた。デュエルで2回敗れ、デュエル勝率がわずか33%、パス成功率は82%だった」と説明している。
また、「リバプールファンは彼のパフォーマンスに感心しておらず、『ヘンダーソン2.0』『彼と契約した意味が見当たらない』と声をあげている」と指摘しつつ、「まだクロップのシステムに適応している段階だ」とフォローもしていた。ライバルとなる新戦力MFライアン・フラーフェンベルフがアシストを含め際立った存在感を発揮していただけに、序列が固まり切ってしまう前になんとか遠藤もアピールしていきたいところだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)