アーセナル冨安、途中出場でのCLデビューを海外高評価 「出場時間が短いのは恥ずべきことではない」

アーセナルの冨安健洋【写真:Getty Images】
アーセナルの冨安健洋【写真:Getty Images】

CL初戦のPSV戦は「評価に値する」

 イングランド1部アーセナルの日本代表DF冨安健洋は、現地時間9月20日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)のグループステージ開幕節PSV(オランダ)戦で大会デビューを飾り、途中出場ながら4-0の勝利に貢献した。アーセナルの試合を専門に取り上げるポッドキャスト「She Knows Arsenal」は、「出場時間が短いのは恥ずべきことではない」と評価している。

 アーセナルは前半8分、イングランド代表FWブカヨ・サカのゴールで先制すると、同20分にはサカのアシストからベルギー代表FWレアンドロ・トロサールが追加点。前半38分にもトロサールのお膳立てからブラジル代表FWガブリエル・ジェズスが決め、3点リードで折り返した。

 さらに後半25分、ノルウェー代表MFマルティン・ウーデゴールが駄目押しとなる4点目を決め、CL白星スタートとなったアーセナル。ベンチスタートとなった冨安は3点リードの同13分に左サイドバックのウクライナ代表DFオレクサンドル・ジンチェンコに代わって投入されると、手堅いディフェンスで最終ラインを支え、無失点に貢献した。

 アーセナルの試合を専門に取り上げるポッドキャスト「She Knows Arsenal」は、32分間プレーした冨安について「評価に値する」としている。

「後半はよりコントロールされた試合展開だったが、投入されてからの働きぶりは良かった。冨安に関してはこれまでの出場機会が少なく、パフォーマンスで多くを示せていないため、それに応じて出場は短くなってしまう。なので、今日の試合での評価は及第点の『7点』。今週末(9月24日)の(プレミアリーグ第6節)トッテナム戦では(スウェーデン代表FWデヤン・)クルゼフスキー対策として先発出場してほしいし、トッテナムをシャットアウトしてくれるのではと思う。冨安の試合になるのではないか」

 また、これまでプレータイムが限定的なことに関しても「出場時間が短いのは恥ずべきことではない」と、言及していた。

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