遠藤航、EL初戦でスタメン出場を英メディア予想 「システムに適応する絶好のチャンス」

リバプールの遠藤航【写真:ロイター】
リバプールの遠藤航【写真:ロイター】

フラーフェンベルフ、エリオットと中盤を形成か

 イングランド1部リバプールは現地時間9月21日、UEFAヨーロッパリーグ(EL)のグループステージ第1節でオーストラリア1部LASKリンツと対戦する。日本代表MF遠藤航は先発が予想されている。

 遠藤は今夏にドイツ1部シュツットガルトからリバプールに加入。キャプテンを務めていたクラブを離れ、プレミアリーグ挑戦の夢を実現させた。ここまでリーグ戦3試合に出場のうち、先発が1試合、途中出場が2試合となっている。

 ミッドウィークに行われるLASKとの一戦に向け、英メディア「Liverpool World」は試合の予想先発を公開。エースのエジプト代表FWモハメド・サラーなど一部の主力はターンオーバーされる見通しのなか、遠藤は6番のポジションで名を連ねた。オランダ代表MFライアン・フラーフェンベルフ、U-21イングランド代表MFハーベイ・エリオットとともに中盤トリオを形成することになりそうだ。

 記事では、遠藤について「シュツットガルトから加入した夏の新戦力にとって出場時間を得て、リバプールのシステムに適応する絶好のチャンス」と伝えている。シーズン開幕後の加入ということもあってまずはチームに馴染む必要があるなかで、ELは出場機会を増やすためのいい機会になると見られている。

 リバプールは今夏に中盤の顔ぶれを一新したが、中盤で守備に安定感をもたらす“6番”のスペシャリストは遠藤が唯一の選択肢となる。プレミアリーグ第5節ウォルバーハンプトン戦(3-1)ではアンカーに起用されたアルゼンチン代表MFアレクシス・マック・アリスターのパフォーマンスが酷評されていたこともあり、遠藤への期待は高まっているはず。定位置奪取に向けてユルゲン・クロップ監督にアピールしたいところだろう。

 LASK戦に向けたリバプールの予想先発は以下のとおり。

<GK>
クィービーン・ケレハー

<DF>
ジョー・ゴメス
フィルジル・ファン・ダイク
ジョエル・マティプ
コスタス・ツィミカス

<MF>
遠藤航
ライアン・フラーフェンベルフ
ハーベイ・エリオット

<FW>
ベン・ドーク
コーディ・ガクポ
ディオゴ・ジョッタ

(FOOTBALL ZONE編集部)



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