浦和助っ人FWへの足裏タックル、警告→VAR介入→据え置き判定にファン反応 「何事だ」「妥当な印象」
浦和FWカンテと武漢DFレン・ハンが接触
J1浦和レッズは、9月20日に行われたAFCチャンピオンズリーグ(ACL)グループステージ初戦で武漢三鎮(中国)にアウェーで2-2と引き分けた。後半アディショナルタイムにFWホセ・カンテの劇的弾でなんとか同点に追い付いたが、カンテはゴールを記録する前に武漢の激しいプレーで痛む場面があり、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)も介入した判定結果にファンはさまざまな声を上げている。
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浦和は前半10分に先制点を許したが、後半10分にFWブライアン・リンセンが同点ゴール。しかし、5分後にゴール前でのDF明本考浩のプレーによりビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の介入でオンフィールドレビューが実施。判定はPKとなり、これを決められてしまった。浦和のマチェイ・スコルジャ監督はハーフタイムに3枚替えしていたところから、このPKが蹴られるまでの間に明本からカンテへの交代を行った。
その後は浦和が敵陣で進める時間を長くしながらゴールを奪えない時間が続いた。ラスト10分ではFW興梠慎三も入れてストライカー3枚をピッチに立たせるなかで迎えた後半アディショナルタイム、右からのクロスのこぼれ球に反応したカンテがペナルティーエリアの外から豪華に左足ミドルを蹴り込んだ。これにより2-2の引き分けに持ち込んだ。
そのなかで、浦和は後半26分、DFマリウス・ホイブラーテンのロングボールに反応したDF荻原拓也が背後のスペースを狙って駆け上がるも、ゴールラインを出たところで競っていたMFドン・ハンウェンに着地時に左足首付近を踏まれる形になり、左足を抱えて倒れ込み、しばらく起き上がれなかった。
さらに、後半41分には武漢ゲームキャプテンのDFレン・ハンとカンテが接触。カンテが倒れ、主審は試合をストップしてイエローカードを提示した。ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)が介入して、レッドカードの可能性をチェック。映像では、カンテの左足首付近にレン・ハンの右足裏が遅れて入っているようにも見えたが、主審はオンフィールドレビューの結果、イエローカードのままと判断した。
X(旧ツイッター)を中心としたSNS上では、ファンから「VARで見た上でイエローとは何事だ」「イエローのままはズッコケた」「明らかに足裏が入っている」「殺人タックル」「納得がいかない」「深くは入っていないからイエローで妥当な印象」など、さまざまな声が上がっていた。