CLグループ初戦でアーセナルが4-0完勝、PSVボス監督らが実力差を認める

　イングランド1部アーセナルは7季ぶりの参戦となるUEFAチャンピオンズリーグ（CL）のグループステージ初戦でオランダ1部PSVを4-0で撃破した。敗れたPSVのピーター・ボス監督は「アーセナルは世界最高のチームの1つ」と対戦相手を称賛した。英紙「メトロ」がコメントを報じている。

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　ブラジル代表FWガブリエウ・ジェズスがスタメン復帰を果たすなどベストメンバーを送り出したアーセナルは前半8分にイングランド代表FWブカヨ・サカのゴールで先制に成功する。さらに同20分に負傷のブラジル代表FWガブリエウ・マルティネッリに代わって先発したベルギー代表MFレアンドロ・トロサール、そして同38分にジェズスが追加点を挙げた。

　後半に入ると25分にはキャプテンのノルウェー代表MFマルティン・ウーデゴールにもゴールが生まれ、アーセナルは4-0でPSVを粉砕。2016-17シーズン以来となるCLで白星発進となった。

　PSVを率いるボス監督はアーセナルの強さに脱帽といった様子だった。「今日はあまりにもクオリティーの差が大きかった」「アーセナルは世界最高のチームの1つだろう。我々とは違った。（PSVの）選手たちは責められない」とアーセナルを称賛し、完敗を認めた。

　また、PSVのキャプテンを務めるオランダ代表FWルーク・デ・ヨングも「アーセナルはシンプルに素晴らしいチームだった。僕らは彼らにプレッシャーをかけようとしたが、あっという間に2点を奪われた」と指揮官と同様に対戦相手を称えていた。さらに「我々はほかのチームと2位の座を争わなければならないだろう」ともコメント。わずか1試合でアーセナルのグループ首位通過が当確だと感じていたようだ。

　アーセナルは今季のプレミアリーグ開幕5試合を4勝1分と無敗で駆け抜け、王者マンチェスター・シティの対抗馬最有力とも評価されている。欧州の舞台でも変わらぬクオリティーの高さを示していた。