西村雄一氏が6年連続でJリーグ最優秀主審に 歴代最多6度目の受賞

 

「Jリーグの選手の皆様に一番感謝を伝えたい」

 

 今季のJリーグ最優秀主審賞に西村雄一氏(42)が選ばれた。9日に横浜アリーナで行われたJリーグアウォーズで受賞。同氏の受賞は6年連続6回目で歴代最多となった。

 西村氏は今年6月12日に行われたブラジルワールドカップ開幕戦、ブラジル-クロアチア戦で主審を務め、ブラジル代表FWフレッジと競り合ったクロアチア代表DFロブレンのプレーをPKと判定。ブラジルの決勝点を生み出したジャッジは世界中で物議を醸し、英BBCが「醜聞というべき判定」と報じるなど大きな批判も浴びた。

 だが、西村氏はその後も毅然とした態度で笛を吹き続け、今季J1で15試合、J2で10試合で主審を務めた。同氏は受賞の場で「大変光栄に思っています。ありがとうございます」と周囲に感謝しつつ、「Jリーグの選手の皆様に一番感謝を伝えたいと思います」と話した。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

page 1/1

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング