ベリンガム覚醒、6戦6発の躍動に同僚脱帽 「レアルでプレーするために生まれてきた」
CLウニオン・ベルリン戦で決勝点奪取、今夏加入後6戦6発の働きに現地絶賛
スペイン1部レアル・マドリードは現地時間9月20日、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第1節でドイツ1部ウニオン・ベルリンと対戦し、1-0で勝利を収めた。決勝点を決めたのは今季新加入のイングランド代表MFジュード・ベリンガム。今季6戦6発の20歳を現地メディアやチームメイトが絶賛している。
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今夏ドイツ1部ボルシア・ドルトムントから加入したベリンガムは開幕から定位置を掴んだ。トップ下の位置で躍動し、ラ・リーガでは5試合で5得点を挙げている。
ウニオン・ベルリンとのCL初戦では、0-0で迎えた後半アディショナルタイム4分にウルグアイ代表MFフェデリコ・バルベルデのミドルシュートがブロックされたこぼれ球を押し込んで決勝点をマーク。チームを勝利に導いた。レアルはこれで今季公式戦6戦全勝、ベリンガムは6試合で6得点となった。直接得点に絡まなかったのは前節のレアル・ソシエダ戦(2-1)のみだ。
スペイン紙「マルカ」は「このイングランド人は開幕以来無敵のロス・ブランコス(レアルの愛称)でまたもや主役になった」「ベリンガムはマドリードにとって天の恵み」とその活躍を絶賛した。さらに同紙は同僚DFナチョのコメントも伝えている。
「ジュードはレアル・マドリードでプレーするために生まれてきた。彼がこのまま得点を量産することを願っている」
レアルは今夏に元フランス代表FWカリム・ベンゼマがサウジアラビアのアル・イテハドに移籍したことで得点力ダウンが懸念されていたが、背番号5を背負うベリンガムがその穴を埋める活躍と披露している。新加入選手としてのインパクトはあまりにも大きく、記事では「マドリードはベリンガムとほかの10人」とまで称されるほどだ。
弱冠20歳の大器は“白い巨人”を力強く牽引している。