アーセナル“冨安株”上昇、CL先発起用を英推奨 「ジンチェンコをカバーする以上の力を示す」
グループステージの初戦でPSVと対戦、CLデビューなるか
イングランド1部アーセナルは現地時間9月20日にUEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループステージの初戦でオランダ1部PSVと対戦する。英メディア「フットボール・ロンドン」では日本代表DF冨安健洋の先発起用が予想されている。
今季の冨安はプレミアリーグ5試合中4試合に出場中。3試合はベンチスタートで、唯一左サイドバックとして先発した第2節クリスタル・パレス戦(1-0)は2度の警告を受けて退場となった。直近の2試合はウクライナ代表DFオレクサンドル・ジンチェンコとの交代で試合終盤にピッチに立っていた。
アーセナルにとって7シーズンぶりのCLで、初戦の相手はオランダのPSVとなる。そんななか「フットボール・ロンドン」の記者陣がスタメンを予想。3人中3人が冨安をスターティングイレブンに含めた。
カヤ・カイナック氏は直近のエバートン戦(1-0)の4バックからジンチェンコに代えて冨安の左サイドバック起用を予想。「ジンチェンコはエバートン戦でその重要性を示したが、冨安はそれをカバーする以上の能力を示してくれるはずだ」と単なる代役にとどまらない活躍に期待を懸けている。
トム・カントン氏、タシャン・デニラン=アレイン氏の2人は冨安の右サイドバック起用を予想。デニラン=アレイン氏はイングランド代表DFベン・ホワイトに休息を与える必要があるとしたうえで、「PSVのノア・ラングが好調で、彼とのバトルではこの日本代表のほうがベターだと感じる」とPSVの左サイドでプレーするオランダ代表アタッカー対策として冨安の名前を挙げていた。
日本代表の中心である冨安にとって、出場すればこれがCLデビューとなる。記念すべき一戦にスタメンとしてそのピッチに立つのか。ミケル・アルテタ監督の采配に注目だ。
(FOOTBALL ZONE編集部)