三笘薫、ブライトン移籍後の2年間で「価値751%増」に英注目 「驚異的なアップ」

ブライトンの三笘薫【写真:ロイター】
ブライトンの三笘薫【写真:ロイター】

昨季プレミア1年目でセンセーショナルな活躍を見せる

 イングランド1部ブライトンの日本代表MF三笘薫は、プレミアリーグ挑戦2年目も開幕5試合で1得点3アシストと好調をキープしている。英メディア「FOOTBALL FANCAST」は、「ブライトンの信じられないスターは、クラブに加入して価値を751%上昇させた」と注目している。

 三笘は2021年8月にJ1川崎フロンターレからブライトンへ移籍。1年目はベルギー1部ロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズにレンタルで武者修行に出て経験を積むと、昨季はブライトンに復帰してプレミアリーグ33試合に出場して7得点5アシストとセンセーショナルな活躍を見せた。

 今季もブライトンの攻撃を牽引しているのは周知の事実だが、英メディア「FOOTBALL FANCAST」が注目したのは、移籍金270万ポンド(約5億円)で獲得した三笘の価値の上昇ぶりだ。

「ブライトンは欧州5大リーグ以外の逸材を丹念にスカウトし、過小評価されている若手をピックアップする。25歳以上の選手と契約することはほとんどなく、ブライトンは世界中から才能ある選手を厳選し、安価で獲得してはワールドクラスのスターに育て上げ、大幅アップした金額で売却してきた」

 記事によれば、スポーツジャーナリストのカレン・カーニー氏は、今夏にチェルシーに移籍したエクアドル代表MFモイセス・カイセド(移籍金1億1500万ポンド/約210億円)に続き、ブライトンから売却される次の1億ポンド(約183億円)の選手になると予測しているという。三笘の推定市場価格は2年間で大幅アップし、2300万ポンド(約42億円)と評価されており、「これはクラブが彼に支払った金額と比べて751%の驚異的なアップだ」と注目していた。

 2年目の今季も活躍が続けば、三笘の価値はさらに上がるかもしれない。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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