Jリーグ移籍は「立派な選択肢」 中国代表FW、移籍金8000万円の2年契約で神戸移籍の可能性浮上か

中国1部・山東泰山に所属する中国代表の陳蒲【写真:Getty Images】
中国1部・山東泰山に所属する中国代表の陳蒲【写真:Getty Images】

チェン・プーは2023年に中国A代表デビュー

 中国1部・山東泰山に所属する中国代表FW陳蒲(チェン・プー)のJ1ヴィッセル神戸移籍の可能性について、中国有数のスポーツメディア「網易」などが伝えている。

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 1997年生まれのチェン・プーは、主に左ウイングを主戦場とする。山東泰山の下部組織生え抜きだが、2018年~19年にかけてブラジルのデスポルチーボ・ブラジルでプレー経験がある技巧派で、23年には中国A代表デビューしている。

 中国有数のスポーツメディア「網易」によれば、移籍金50万ユーロ(約7900万円)の2年契約でオファーを送っているとのこと。記事では、「キャリアの発展のためにJリーグへ移籍することは立派な選択肢で、かつ上手くいけば欧州5大リーグやそのほかの欧州リーグへのステップアップも見込める」としている。チェン・プーは山東泰山でも主力メンバーだが、23歳のFW謝文能(シェー・ウェンノン)が台頭しており、チェン・プーの代役を務められるとも報じている。

 中国メディア「SOHU」は、「ヴィッセル神戸はアンドレス・イニエスタが在籍したことだけでなく、近年の好成績で中国サポーターにも知られたチーム。Jリーグはチェン・プーにより広くて高いレベルの挑戦をする環境を提供できる」と伝えている。

 近年、多くの中国人選手がJリーグに加入しているが多くは活躍どころか出番もなくチームを去っている。特にJ1に限れば、戦力として活躍したのは1993年にガンバ大阪に在籍した賈秀全(ジャ・シュウチュアン)くらい。チェン・プーの移籍が実現し、活躍できるかに注目だ。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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