久保建英に「最も驚いた1人」 レアルMF脱帽の姿に現地注目、スタンド観戦し「ショック受けた」
敵地レアル戦で出色のパフォーマンス、レアル戦士が驚きの反応
スペイン1部レアル・ソシエダに所属する日本代表MF久保建英は、9月17日のラ・リーガ第5節レアル・マドリード戦(1-2)でフル出場。ゴールやアシストこそなかったものの、出色のプレーぶりから評価が上昇しているなか、現地メディアはスタンド観戦していたレアルMFの反応に注目している。
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ソシエダはレアル相手に逆転負けを喫したなか、攻撃を牽引する久保の存在感が際立った。アウェーで迎えたレアル戦では前半5分、FWアンデル・バレネチェアへの絶妙なクロスから先制点に絡むと、後半11分にはオフサイド判定で取り消される“幻の得点”で相手ゴールを脅かした。
それ以外にも、レアルMFトニ・クロースを股抜きプレーで翻弄するなど好調ぶりを顕示。昨季まで所属したレアルの本拠地サンティアゴ・ベルナベウでも勢いはとどまらず、代表ウィーク明け直後の一戦でも改めて戦力的価値の大きさを知らしめ、現地スペインでの評価は上昇している。
そんななか、レアル専門サイト「Defensa Central」はこの試合をスタンド観戦していたトルコ代表の18歳MFアルダ・ギュレルの反応に注目。左利きのテクニシャンで“トルコのメッシ”とも称される期待の新星は今夏、母国フェネルバフチェからレアルに加入も、プレシーズンで痛めた右膝を手術し、現在は戦線を離脱している。
ギュレルはソシエダ戦を、右太ももの怪我で同じく戦列を離れているブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオールらとともにスタンド観戦。ピッチ上で躍動する久保に衝撃を受けたようで、記事では「久保が簡単にレアル守備陣を苦しめたことに最も驚いた1人だった」として、その反応に脚光を当てている。
ヴィニシウスからは、久保が元レアルの選手であることをその場で聞かされたといい「トルコ人選手は、ブラジル人サッカー選手の話を聞いてショックを受けた。タケ・クボがレアル・マドリードのユニフォームを着ていることを知ったギュレルは表情を変え、さらに驚いた」と、スタンド観戦した際の様子を伝えた。
この日の久保は、相手守備陣に脅威を与える存在として君臨。古巣のレアル首脳陣をも唸らせたとされるそのパフォーマンスは、今夏名門クラブに加入したばかりの18歳MFにも衝撃を与えていたようだ。