GK鈴木彩艶がチャンス演出→イエロー誘発!? 高精度キックに反響「マンUが欲しがった理由が良く分かる」
無失点に抑えた鈴木の正確なフィードに称賛
ベルギー1部のシント=トロイデンは現地時間9月17日、リーグ第7節でメヘレンと対戦し2-0の完封勝利を飾った。DF橋岡大樹、MF伊藤涼太郎が揃って得点を挙げた試合で、無失点に抑えたGK鈴木彩艶の正確なフィードに称賛が集まっている。
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第2節以降勝利のないシント=トロイデン。メヘレン戦では3試合連続でGKに鈴木がスタメンに入った。すると前半33分、伊藤が起点となり中央を経由して右を駆け上がった橋岡へ。ペナルティーエリア内から右足を振り抜いて先制ゴールを決めた。
後半には味方のワンタッチパスでスペースへ抜け出した伊藤がきっちり決めて、移籍後初ゴール。リードを2点に広げたシント=トロイデンは、鈴木を中心に90分間この点差を守り切り勝利を手にしている。
この試合でゴールマウスを守った鈴木は、ピンチを防ぐセーブを連発したほか、攻撃面でも大きな貢献を果たしていた。まずは前半36分、バックパスを受けた鈴木が一気に最前線へロングフィード。味方へピタリとつながった正確なフィードが通り、たまらず味方をファウルで止めた相手DFへのイエローカードを誘発している。
また後半44分にはパントキックで左サイドのFWアブバカリ・コイタへ。足元に収めたコイタは一気にドリブルで運ぶと、相手のファウルを誘発。ここでも相手DFに警告が出されている。
こうしたキックのシーンに対し、SNS上のファンも「キックがめちゃめちゃ上手かった」「ロングキックから相手にイエロー2枚も出させてるってシンプルにやばい」「足元の技術大迫、シュミットより上手い」「あのロングキックは武器」「フィード上手すぎる」「マンUがザイオンを欲しがった理由が良く分かる」と反応。浦和時代はGK西川周作の控えに回ることも多く、出番が限られていた鈴木。ここ数試合でも、自身の経験を存分に積んでいるようだ。