アジア競技大会に向けてサッカー女子韓国代表MFチ・ソヨンがコメント

　アジア最大のスポーツの祭典「アジア競技大会」が、9月23日から中国の杭州で開催される。4年に1度開催される大きな大会を前に、韓国メディアは「日本に勝てるかどうかでメダルの色も変わってくる」と、女子韓国代表MFのコメントを報じている。

　2022年に開催される予定だったアジア競技大会は、開催地である中国国内での新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて1年延期となった。9月23日から10月8日までの期間、40競技481種目とさまざまなスポーツが実施される。

　韓国のスポーツ・芸能専門サイト「スターニュース」は、大会を前に女子韓国代表MFチ・ソヨンのコメントを紹介。オーストラリアとニュージーランドで共催された女子ワールドカップ（W杯）でベスト8の結果を残したなでしこジャパン（女子日本代表）にも警戒を強めている。

「私も必死です。予選を通過すれば、準々決勝で日本と当たるかもしれない。日本に勝てるかどうかでメダルの色も変わってくる」

　韓国がE組、日本がD組に振り分けられた。トーナメント表上では、両チームが予想外の変動なく1位で準々決勝に進むと直接対決が実現するという。

　女子W杯ではグループリーグ最下位での敗退となった韓国。同メディアは「世界の舞台の高さを痛感させられた代表チームは、2022年杭州アジア大会に向けて闘志を燃やしている」とアジア競技大会へ抱く韓国選手らの意気込みを報じていた。

■「アジア競技大会」女子サッカーグループ分け
グループA
中国／ウズベキスタン／モンゴル
グループB
チャイニーズ・タイペイ／タイ／インド
グループC
中国／シンガポール／カンボジア
グループD
日本／ベトナム／ネパール／バングラデシュ
グループE
韓国／香港／フィリピン／ミャンマー