ブライトンは「英国版バルセロナ」? パス30本&個人技の華麗な崩しに海外注目「本当に美しい」

ブライトンのゴールに反響【写真:ロイター】
ブライトンのゴールに反響【写真:ロイター】

ユナイテッド戦でのブライトン2点目に脚光

 イングランド1部ブライトンは9月16日、プレミアリーグ第5節でマンチェスター・ユナイテッドと対戦し3-1の勝利を収めた。アウェーでの一戦で貴重な勝ち点「3」を獲得したなか、チームの2点目を生んだ華麗な連係が反響を呼んでいる。

 日本代表MF三笘薫が5試合連続でスタメンに名を連ねたこの試合、ブライトンは前半20分に試合を動かす。右サイドからFWシモン・アディングラが折り返すと、MFアダム・ララーナがニアでスルーしたところにFWダニー・ウェルベックが左足で合わせて先制ゴールを奪った。

 そのままリードし折り返した後半も堅実な試合運びを見せたブライトン。立ち上がりの同8分にドイツ代表MFパスカル・グロスが追加点を決めてリードを広げると、26分にはDFタリク・ランプティが左サイドから供給したグラウンダーのクロスを途中出場のFWジョアン・ペドロが上手く合わせダメ押しの1点をゲットする。その2分後にユナイテッドMFハンニバル・メイブリに豪快なミドルシュートを食らい1点を返されるも、リードを守り切り勝利を手にした。

 敵地での快勝を受け、ブライトンの公式X(旧ツイッター)は9月17日に2点目のプロセスにフォーカスした動画を公開した。

 三笘が左サイドで起点なって生まれたこのゴールは、自陣でのゴールキックから攻撃がスタート。左サイドのランプティに展開しドリブルで敵陣まで運んでからは、チーム一体となり前後左右、ピッチ全体を広く使いながらパスを回し続ける。少ないタッチで緩急を織り交ぜつつパス交換すること30回。最終的にグロスが絶妙なステップで相手を翻弄して突き刺したとはいえ、そこに至るまでの連係は実に見事だ。

クラブが「デ・ゼルビズモ(デ・ゼルビ理論)」とメッセージを添えてこの動画を公開すると、瞬く間に話題に。公開から1日余りで再生回数は242万を超えたほか、コメント欄には「素晴らしいチーム」「完全にユナイテッドを破壊」「本当に美しい」「英国版バルセロナ」「美しくハードワークが詰まったゴール」といった称賛の声が相次いで寄せられている。

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