後半立ち上がりにバルベルデが豪快ミドルで同点ゴールをゲット

　スペイン1部レアル・マドリードは現地時間9月17日、ラ・リーガ第5節でレアル・ソシエダとホームで対戦し、2-1の勝利を収めた。開幕からの連勝を5に伸ばしたなか、レアルMFがこの試合で決めた衝撃ゴラッソへの率直な思いを語っている。

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　開幕から連勝街道をひた走るレアル。ところが、ソシエダ戦では開始早々の前半5分に日本代表MF久保建英のピンポイントクロスからFWアンデル・バレネチェアに先制点を許してしまう。その6分後には、久保が左足を振り抜き弾丸ミドルを突き刺すも、これはオフサイド判定で取り消しに。苦しい立ち上がりをなんとか踏ん張ったレアル。そこから徐々にペースを取り戻しソシエダゴールに迫るも1点が遠く、前半をビハインドで折り返した。

　迎えた後半、キックオフのホイッスルが鳴った瞬間から一気に攻勢を強める。MFフェデリコ・バルベルデが右サイドのセンターサークル付近から敵陣にボールを運ぶと、左で張っていたFWロドリゴへサイドチェンジ。外から追い越してきたDFフラン・ガルシアにボールを預けると、ガルシアがマイナスにグラウンダーのクロスを供給する。これにニアへ走り込んだバルベルデが右足インサイドでミートすると、強烈な弾道のボールは左ポスト内側を叩きネットを揺らした。

　この理不尽な一撃で追いついたレアルは、後半15分にFWホセルのゴールで逆転に成功。ホームで勝ち点「3」を着実に積み上げた。

　バルベルデはソシエダ戦後、クラブ公式のデジタルテレビチャンネルにてインタビューに応じた。その内容をスペイン紙「AS」が報じている。

　そのインタビューで、もちろん話題は逆転劇の呼び水となった衝撃ゴラッソに及んだ。記事によると、感想を問われたバルベルデは「自分でも信じられないよ」と自らも驚愕した一撃だったとコメント。さらに、「幸せだ。チームの助けになるものはなんでも僕の喜びになるんだ」と、チームの連勝に貢献できたことへの充実感を口にしている。

　今シーズン初ゴールを見事な形で決めたバルベルデ。今後も右足から放たれる豪快なシュートに注目が集まる。