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韓国サッカー、アジア競技大会は「8強も確約できない」 日本との格差拡大を母国誌懸念「兵役免除という動機付けこそあるが…」
4年に一度開催されるアジア競技大会で韓国の目標は「3位」?
4年に1度開催されるアジア最大のスポーツの祭典「アジア競技大会」が、9月23日から中国の杭州で開催される。自国のプライドを懸けて、さまざまな競技で火花を散らすなか、サッカーではベスト8も危うい可能性があると韓国メディアは見解を述べている。
2022年に開催される予定だったアジア競技大会は、開催地である中国国内での新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて1年延期。9月23日から10月8日までの期間、40競技481種目が実施される。
韓国誌「時事ジャーナル」は「日本は先を行き、ますます大きくなる格差」と見出しを打ち、アジア競技大会で韓国は「3位」に目標を据えていることに言及した。
「3位という目標は少々疑問が残る。事実上、中国と日本には及ばないと認めた形だからだ。韓国は中国に次ぐ2位の座をキープしてきたが、2018年大会では日本の金メダル75個に対して、韓国は49個。36年ぶりに金メダル50個を切り、衝撃は大きかった。スポーツ関係者は『日本が自国で開かれる東京五輪を控え、スポーツに多くの投資をしたため』と説明した。しかし、東京五輪で、日本と韓国の金メダルの差は21個(日本27対韓国6)。ホームの地の利だけでは説明できない格差だ。アジア競技大会で、韓国が韓日中3国のうち最下位の3位を目標にした理由だ」
記事では、「アーチェリー、フェンシング、テコンドー、ソフトテニスなど伝統的に強かった種目に期待を懸ける」と触れつつ、サッカーでは好成績が望めない状況だとしている。
「サッカー、野球、バスケットボール、バレーボールなど球技でも金メダルの見通しは暗い。“兵役免除”という強力な動機付けこそあるが、サッカーの専門家たちは今大会ベスト8も確約できないと見ている。野球も、国際大会での経験が少ない24歳以下の選手たちをメインに形成されており、成績には疑問符が付く」
男子サッカーは23か国が参加し、韓国がグループEでバーレーン、タイ、クウェートと同居。一方、パリ五輪世代のU-22メンバーで臨む日本はグループDで、9月20日にU-24カタール代表、25日日にU-24パレスチナ代表と対戦する。
「中長期のスポーツ政策にかかわらず熾烈だった韓日戦の歴史は昔の話になってしまう」
韓国と日本は、サッカーを含めて今回のアジア競技大会でどのような成績を残せるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)