三笘が「得点に関与しなかったのは驚き」 英メディアがマンU戦のパフォーマンスに注目「バトルを楽しんでいた」
採点では10点満点中7点と高評価
イングランド1部ブライトンの日本代表MF三笘薫は9月16日のプレミアリーグ第5節マンチェスター・ユナイテッド戦に先発フル出場した。チームは3-1で勝利を収めたなか、ゴールやアシストで直接得点に絡むことはなかったが、採点では10点満点中7点と高評価だった。
ブライトンは敵地オールド・トラッフォードに乗り込み、序盤は相手にリズムを掴まれたものの、徐々に自分たちのペースで試合を運んだ。前半20分にFWダニー・ウェルベックのゴールで先制すると、後半にも2点を追加してリードを広げた。ユナイテッドの反撃は1点に抑え、今季4勝目(1敗)を挙げた。
左サイドで先発した三笘はユナイテッドの守備陣にスペースを消され、ポルトガル代表DFディオゴ・ダロトとの再三のマッチアップをするなかで得意のドリブルはやや鳴りを潜めていた。それでも、2点目のシーンでは三笘のパスを受けたガーナ代表MFタリク・ランプティのアシストからドイツ代表MFパスカル・グロスがゴールを決めている。得点に直接絡むことはなかったが、勝利には貢献したといえる。
英メディア「90min」の選手採点でランプティとグロス、そして右ウイングで先発したコートジボワール代表FWシモン・アディングラがチームトップの8点。三笘はほか6選手と並ぶ7点だった。
「ダロトとのバトルを楽しんでいた。終盤はより危険な存在だった。ブライトンの3得点に関与しなかったのは驚きだった」
前節までの4試合で1得点3アシストと結果を残していた三笘。ゴールに絡まなかったことが驚き評価されるほどにはコンスタントな活躍を見せており、現地でもそれだけ効果的な選手であるという評価は確立されているようだ。