マンU撃破のブライトン、指揮官が勝因を分析 「我々には4人のとても速く良いアタッカーがいる」
三笘らアタッカー陣にデ・ゼルビ監督が言及
日本代表MF三笘薫の所属するイングランド1部ブライトンは、9月16日に行われたプレミアリーグ第5節でマンチェスター・ユナイテッドとアウェーで対戦し、3-1の快勝を収めた。試合後、ブライトンのロベルト・デ・ゼルビ監督が、この試合の勝因を語っている。英紙「メトロ」が報じた。
前半20分、FWダニー・ウェルベックのゴールで先制したブライトンは、後半にも2ゴールを加えるとユナイテッドの反撃を1点に抑えて3-1と快勝。通算成績を4勝1敗として4位に浮上した。
立ち上がりはユナイテッドもいい試合の入りを見せており、デ・ゼルビ監督は試合中の変更が奏功したと振り返った。試合の印象について「私たちは素晴らしい、素晴らしい試合をした。勝利に値したし、良いプレーをした」とチームの戦いぶりを称えた。
さらに「最初の15分から20分は、ユナイテッドが私たちの想定していた形とは違う戦い方をしてきたからかなり苦しんだ。それでも、そのあとは素晴らしい試合をした」と語り、「試合が変わったのは、私たちがボールを保持するようになってからだ。彼らのプレスは強かったが、ボールをキープすることで、試合をコントロールできた。そうなると我々には、4人のとても速く、とても良いアタッカーがいる」と、分析した。
そして、「私たちは自分たちのスタイルを負けている時も、勝っている時も保たなければいけない。私たちのDNAが何かを忘れてはいけない。なぜなら試合は変わる可能性があり、結果によってスタイルが変わるのは良くないからだ。私たちは、私たちのキャラクターやクオリティーを失わずに、より多くのゴールを挙げるように取り組んでいる。3得点を挙げたけれど、もっと多くの点を挙げられたと思う」と、快勝したものの、スコアをさらに広げられたと振り返っている。
昨季は7位に終わったブライトンだが、今季はUEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場権を得られる4位以内も狙えると評価されている。今後は初参戦となるUEFAヨーロッパリーグ(EL)の戦いも始まるが、ユナイテッドに快勝したデ・ゼルビ監督のクラブは、どんなシーズンを戦うこととなるだろうか。